卒業論文について本気出して考えてみた

ただ今大学4年ということでそろそろ卒論のこともやらんといかん時期です。

僕が選んだテーマは「環境経済」

環境の悪化を経済的視点から捉えるという大それたテーマであります。

特に僕は少し前から「京都メカニズム」に興味がありました。

これは基本的にはCO2の排出量を規制するものなのですが、面白いのは「排出量取引」と呼ばれるもの。

先進国にとってCO2排出量の規制はかなり厳しいものでありますが、途上国は排出量の規定値を下回る国が多いのです。

そこで、途上国の排出枠を先進国が「買う」ことで帳尻を合わせるというのが今回の「京都メカニズム」の内容です。

他には「クリーン開発メカニズム」というのもあります。

これは先進国が途上国で協力して温室効果ガス削減プロジェクトを行い、減らした分の排出量を分け合うものです。

こうした取り組みは今既に始まっており、今後も大いに注目すべき分野だと思います。




真面目な話になってしまいましたね。

まだまだ詳しい話できるほど知識も多くないので、これから卒論を進めていく中で得たものがあればここにも書いていこうかな。

僕は経済学にたいして、いままで全く興味もなかったし、何の役にも立たない学問だと思っていました。

でも経済は時として人間行動や環境といった一見関係ないものまで巻き込んで議論できる事があります。

そういうのって僕としてはすごく面白いし、卒論がんばる事で「経済ってまぁ面白かったな」と卒業するときに思えたらいいな。